製作グループについて

米袋バッグはバングラデシュの姉妹、マルタとドリーが運営するワークグループが製作しています。このワークグループは2001年からダッカで女性と子どもたちの自立のための支援活動を行っているスコットランドのNGO団体のプロジェクトのひとつで、現在20数名の女性が参加しています。その多くが乳飲み子を抱えながらも家族の支援もなく、就労の機会に恵まれない女性たちです。米袋バッグのほかにアクセサリー、ベッドカバー、子供服、おもちゃを製作し、バザーなどで商品の販売を行っています。

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しかしながら、2016年のダッカテロ事件を機に日本や欧米諸国の外国人家族やビジネスマンの多くが本国に帰国しました。その結果、バザーなどのイベントがなくなり店舗をもたない小規模な団体は販売の機会を失いました。ダッカテロ事件では悲しいことに多くの日本人の方が犠牲となられましたが、このワークグループにかかわっていたイタリア人女性も犠牲者の一人でした。新しいプロジェクトを立ち上げようとしていた矢先のことで、グループの仲間は大きなショックを受けていました。

こうした状況を知り、商品販売の場を提供することが支援につながると考え、米袋バッグの販売のお手伝いを始めました。

米袋バッグは手作りのため大量生産はできませんが、これからも在庫がある分を日本国内のイベント会場などで販売していく予定です。一人あたりのおコメの消費量が世界一多いバングラデシュ。稲作により文化と伝統を育んできた日本。ともに米食文化の国です。お米を愛する日本の皆さんに、米袋バッグを通してバングラデシュの女性たちを応援していただけましたら、とてもうれしく思います。

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2018年6月 大西知江子

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